Appleは「Apple Events」ページを更新し、米国時間6月2日に行われる同社WWDC(World Wide Developers Conference)の基調講演をライブストリーミングで公開すると発表した。ストリーミングの開始は、幸運にもチケットを入手した人々がサンフランシスコのモスコーンウェストセンターに入場した後である、米国太平洋時間午前10時(同東部標準時間午後1時)からだ。
Appleはいつもの通り、ウェブまたは携帯端末から視聴するユーザーには「Safari」ブラウザの使用を求めており、「Windows」ユーザーには「QuickTime 7」の使用を求めている。これ以外に、「Apple TV」ストリーミングボックスを使用することでライブストリーミングを大画面で視聴することもできる。
過去の経験から知られているように、大規模イベントに関してAppleは気まぐれだ。秘密主義の同社は通常、製品発表やWWDCのような年次会議への招待状を開催日直前に送付する。
また最も重要な部分、具体的には基調講演をライブストリーミングするかどうかという情報は明かさないことが多い。基調講演は、「iOS 8」に関する発表や「OS X Mavericks」に対する次期アップデートから、うわさされている生体認証に関する計画や、デスクトップおよびノートPC製品ラインに対するアップグレードの可能性にいたるまで、あらゆる情報が期待される部分である。
Appleは2013年、同社のEventsページを更新せず、WWDCの基調講演開始数時間前までライブストリーミングを通知しなかった。気まぐれな同社は今回、機嫌が良いようである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス