オプトグループのPlatform IDは5月19日、Tポイントのビッグデータをもとに、会員属性データを活用した動画広告配信サービスを開始した。同社のDSP(広告配信プラットフォーム)「Xrost DSP」において提供する。
このサービスでは、従来のターゲットユーザーの属性を推測する広告配信ではなく、事実属性にもとづいた広告配信ができる。たとえば、20歳以上のユーザーに対してキャンペーン商品の動画広告を配信し、その態度変容とリアル店舗での対象商品購買数までを把握、分析することなどが可能だ。また、実店舗での来店や購買のデータや利用者アンケートを組み合わせることで、広告接触ユーザー、非接触ユーザー、クリックユーザーごとの行動分析が可能になるという。
広告出稿企業は、オンラインだけでなくリアルチャネルでの来店やサービス利用、実購買に至るまで、Cost per認知(認知にかかったCost)、Cost per購入意向(購入意向へと態度変容を起こすことにかかったCost)、Cost Per実購買(リアル店舗においての実購買へ繋がったCost)という新たな指標で施策を講じられるという。また、Xrostが提携する会員IDデータなどを活用することにより、最大約1000万ユーザー(5月現在)にリーチできるという。
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