地下鉄を待っているときに、電車が到着する前にトンネルからヒューッと風が吹いてくるのはよくあることだろう。スウェーデンの広告代理店Akestam Holstと制作会社のStoppが、この現象を活用してヘアケア新製品の広告を制作した。
このクリエイティブなスウェーデン人らは、ストックホルムの地下鉄プラットフォームにある動画スクリーンの背後に超音波センサを設置。そして「Raspberry Pi」のマイクロコンピュータを利用し、このセンサをスクリーンに接続した。
この動画スクリーンには、長い髪をたなびかせた女性が映っている。センサは地下鉄が近づくのを感知すると、動画のイメージを作動させ、女性の髪の毛がトンネルからの風に吹かれたように舞う様子を映すのだ。シンプルだが人目を引く。当初この斬新な試みは1日のみの計画だったが、実際は非常に効果が高かったため、同社は、このApotek Hjartatによる「Apolosophy」製品の広告を5日間継続した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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