ユナイテッドの子会社であるフォッグは、連絡帳アプリ「iam」において、店舗やイベントなどリアルと連動したプロモーション機能「プロモーションカード」の提供を開始した。iamは、電話番号やメールアドレスに加えて、自身が使っているSNS情報なども一括で交換できるアプリだ。
新たに提供するプロモーションカード機能では、店舗やイベント会場に設置したiam専用のiBeacon端末から、伝えたい情報を1枚の電子カードにまとめて、顧客やファンのスマートフォンに送信できる。この機能を使うことで、店舗が連絡先やFacebookページへのリンクをまとめたカードを顧客に送ったり、アーティストが自身のプロフィールや発表作品情報をまとめたカードをファンに送ったりできる。
また、カードの送信後に情報更新が可能なため、セール情報や新作の発表などでカードの内容を更新して、随時プッシュ通知することもできる。一方、プロモーションカードを受け取った相手は、iamでつながっている友人や知人に情報をシェアすることが可能だ。
同社では取り組みの第1弾として、4月19日に開催されるファッションイベント「GirlsAward 2014 SPRING/SUMMER」でプロモーションカード機能を提供する。イベント会場に設置されるiam専用端末と連動し、来場者のアプリに対して「GirlsAwardオフィシャルプロモーションカード」を自動で送信するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」