他人を不快にさせるガジェット利用--公共の場で思わずやってる「あんなこと」や「こんなこと」 - (page 2)

Danny Sullivan (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2014年02月26日 07時30分

5. サウンドエフェクトを無効にしてほしい

 サウンドエフェクトはテレビ番組や映画の中で使うためのものであり、スマートフォンでの通知やそのほかのアクションのためのものではない。会議などの公の場で、電子メールを送るたびに「シュー」という音が鳴ったり、新しいテキストメッセージが届くたびに「ピッ」という音が出たりすると、他人の迷惑になることがある。

 スマートフォンをマナーモードに設定することを検討してほしい。アクションが発生するたびに音を鳴らすので、電子メールやテキストメッセージを大量にやり取りする前は特に注意が必要だ。

6. 交流サイトに夢中になりすぎて非社交的な人

 友達や家族と一緒にいるが、実際にはそこにいない。なぜなら、スマートフォン(またはタブレット)を使って、ソーシャルネットワーク上で近況アップデートや写真の共有を行うことに没頭していて、よそのことしか目に入っていないからだ。筆者はこの過ちを頻繁に犯すが、今は改善に努めている。テクノロジに関する苛立ちの種としてこれを挙げる人が増えるようなら、皆さんも態度を改めるべきだ。今この瞬間に顔を合わせている人に対して、社交的な態度を取るようにしよう。

 助けが必要な人もいるだろう。Coca Colaは先ごろ、「Social Media Guard」に関するパロディ動画を作成した。Social Media Guardは犬の首輪のようなデバイスで、「ソーシャルをメディアから自分の人生に取り戻す」という。

 これはソーシャルメディア依存症というテーマに関して数社が作成したパロディ動画シリーズの1つだ。ほかには、2人組コメディアンのRhett & LinkによるBuickのための動画「Get Off The Phone」などがある。

7. ポートレートモードでの動画撮影

 これが上の例のように周りの人々の迷惑になることはあまりないと思う。しかし、撮影した動画を見る人は苛立ちを感じるだろう。なぜなら、スマートフォンを横向きに持って、一流の映画監督のようにランドスケープモードで撮影すれば、動画が縦長ではなく横長になるというのに、「ポートレート」モード、つまり「縦長」で撮影したからだ。

 助けが必要な人は、「縦長動画症候群」を回避するための以下の動画を見てみよう。

常識に従った行動を

 Google Glassの乱用についてだが、筆者も「Explorer」プログラム参加者の1人で、Glassを所有している。これまで誰かにGlassholeと思われたことは一度もない。Glassを装着するときには常識に従った行動を心がけているからだ。

 Google Glassをかけているときに誰かと話をする場合、筆者はGlassを頭の上に押し上げる。たとえGlassを積極的に使っていないとしても、失礼と受け取られる可能性のあることをする理由はない。トイレに入るときも、Glassを頭の上に押し上げる。実際のところ、装着する意味があると思う特定のアクティビティがない限り、筆者は通常、Glassを着用しない。

 確かに人はときに過剰に反応する。Glassが一般発売される前から(そして、まだ実際には一般発売されていない)、同デバイスを禁止したバーもある。Google Glassを単に度入りのメガネとして着用していただけの男性に事情を聞くために、警察を呼んだ映画館もあった。ひどい話だ。

 自分の方に向けられた新しいテクノロジに不安を抱く人々に対して、過剰に反応するGoogle Glass装着者を見たこともある。双方が少し常識を働かせれば、この新しいテクノロジにとってプラスになるだろう。それは一部の古いテクノロジにも好影響を及ぼすはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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