YouTubeは新しいコメント投稿システムの改善に継続的に取り組んでいる。米国時間1月13日、最新機能としてユーザーが1カ所ですべてのコメントを整理できるコメント管理ページが公開された。
YouTubeでは当初、ユーザーが自分の「YouTube Inbox」からコメントを管理することができたが、同社は2013年秋、コメントシステムを全面的に見直し、この仕組みをコメントアラートに置き換えた。だが、その機能はユーザーに不評だったため、同社は新しいコメント管理ページを考え出した。このページは本質的に昔のInboxシステムによく似ている。
YouTubeのエンジニアであるPatrick Doyle氏はブログ投稿の中で、「YouTube上で自分のオーディエンスと常時つながっていることは極めて重要なので、われわれは、ユーザーがコメントの閲覧や返信、モデレーションを1カ所で実行できる新しいコメント管理ページを急ピッチで開発した。この一元的なページから、ユーザーはコメントの削除、スパムや悪口と思われるコメントの報告、『グッド!』評価の付与などを簡単に実行することができる。クリックして動画視聴ページに移動し、コメントに返信することも可能だ」と述べた。
11月に変更された後の新システムでは、コミュニティーを重視するコメント投稿者やユーザーの「Google+」サークル内の人々などの優先順位に基づいて、優先順位の高い順にコメントが並べ替えて表示されるようになった。今回の変更が実施される前は、YouTubeのコメントは単純に投稿日時が新しい順に表示されていた。
YouTubeによると、コメント管理ページは今後も継続的にアップデートされ、インライン返信やすべての返信の表示など、さらに多くの機能が追加される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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