LGの「G Flex」レビュー(後編)--押さえても戻る曲面ディスプレイ搭載スマートフォン

Lynn La (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2013年12月24日 07時30分

 (編集部注:米CNETによるLG製「G Flex」のレビューを前編と後編の2回に分けて翻訳して公開します。前編は12月17日に公開されています

カメラと動画

 背面カメラの動作は素早いが、写真の画質はやはり、それほど印象に残るものではなかった。米国の通信会社Sprintの「Optimus G」や「Optimus G2」同様、「G Flex」の13メガピクセルカメラは簡単に撮影できるもので、品質も満足できる出来だった。ただし、その写真は飛び抜けて素晴らしいものではない。写真の色は抑えめで、くすんでいると言っていいほどだ。もののクローズアップは焦点がやや甘く、エッジもぼやけて柔らかく見える。

 十分に明るい屋内でも、写真にはかなりのデジタルノイズが乗り、白色光の色相は飛んでしまいがちだ。カメラの品質については、以下の写真をチェックしてほしい。その際は、写真をクリックして本来の解像度で見るようにしてもらいたい。

この屋内の写真では、木の根元の白が飛んでしまっている。白い壁にはホワイトノイズが入っているのがわかるはずだ。 この屋内の写真では、木の根元の白が飛んでしまっている。白い壁にはホワイトノイズが入っているのがわかるはずだ。
提供:Lynn La/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます
中央右の白みの強い粒を中心にして焦点を合わせたのだが、この粒はあまりシャープに写っていない。 中央右の白みの強い粒を中心にして焦点を合わせたのだが、この粒はあまりシャープに写っていない。
提供:Lynn La/CNET
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この屋外写真の赤色光の色相は鮮やかであり、建物の窓のエッジもはっきり写っている。 この屋外写真の赤色光の色相は鮮やかであり、建物の窓のエッジもはっきり写っている。
提供:Lynn La/CNET
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この標準的なスタジオ写真では、静物はシャープに写っているが、黄色の色相のエッジが目立ち過ぎている。 この標準的なスタジオ写真では、静物はシャープに写っているが、黄色の色相のエッジが目立ち過ぎている。
提供:Josh Miller/CNET
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 この背面カメラと、前面の2.1メガピクセルカメラには、多数の撮影オプションが用意されている。これには、オートフォーカスおよびタッチフォーカス、「チーズ」「スマイル」「ウィスキー」などの声でシャッターを操作できる音声シャッター機能、明るさメーター、5つのホワイトバランス設定、3つの色効果、タイマー、ジオタグ埋め込み、写真撮影時に音量ボタンでズーム可能にする設定オプションなどが含まれる。

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