8割以上の就活生がSNSで日常の出来事を不特定多数に公開している――トレンドマイクロは12月9日、11月に実施した「就活生と社会人のSNS利用とプライバシー意識に関する調査」の結果を発表した。調査対象は、2015年度に向けて就職活動をする予定の355人(学生107人、社会人248人)。
調査の結果、就活生の8割以上、社会人の約5割が、FacebookやTwitter、Google+などのSNS上で、不特定多数に対して日常の出来事を投稿していることがわかった。また、1日にSNSに2回以上投稿する人の割合は、就活生では約6割、社会人は約2割と、大きな差がみられた。
SNSに投稿する際に、どの範囲まで情報が公開されるかについて意識しているかという質問に対しても、「意識していない」と回答した割合が社会人の29.4%に比べて就活生は35.5%と高い結果に。
さらに、就活生の約2人に1人が、知人・友人の写真をSNSに投稿した経験があると答えた。これは、社会人の経験者割合である約3割と比較しても高い数値。一方で、自分の写真が勝手に他人のSNSに投稿された経験のある回答者のうち、その行為を「不快」と感じた割合は、社会人の70.5%に対し、就活生では58.5%にとどまった。
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