もともと「ソフトバンク・インベストメント」だったSBIがNTTと資本提携--孫さんはどう思うのか

 NTTドコモは住信SBIネット銀行の株式を公開買付(TOB)し、連結子会社化すると発表した。また、日本電信電話(NTT)はSBIホールディングス(SBI HD)が実施する第三者割当増資を引き受ける形で、SBI HDに約1108億円を出資する。

NTTとSBI HDが資本業務提携 NTTとSBI HDが資本業務提携
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 SBI HDの北尾吉孝氏といえば、かつてソフトバンクで孫正義社長の右腕として辣腕をふるった人物だ。1999年にはソフトバンク・インベストメントの代表取締役社長に就任。2005年にグループから独立するまで、SBIは「ソフトバンク・インベストメント」の略称だった。現在は「Strategic Business Innovator」の略となっている。

 このようにソフトバンクと縁が深いSBI HDがNTTと組むことについて、「孫さんはどう思うか」を問われた北尾氏は、次のように答えた。

 「今、私と孫さんとの間に直接的な会社としての付き合いはないが、彼が何を考え、どう感じるかはよくわかっている。今回の件についても、おそらく彼なら『それは良かったね』と言ってくれると思う」

 「なぜなら、今の孫さんはこの(通信 x 金融)の領域に関心がない。もちろん、ソフトバンクの宮川さんは違う考えを持つかもしれないが、孫さんがそういう考えなら、宮川さんも特に異論は出さないだろう」

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