筆者は、今日の現時点で30歳から39歳の男性の平均を518 Fuelポイント上回っており、昨日のこの時間のポイントと比べても、678ポイント上回っている。しかし、自分のゴールまでは少なくともあと900 Fuelポイント必要だ。
NikeFuelの世界へようこそ。「Nike+ FuelBand SE」は、Nikeの最新ウェアラブル無線フィットネスバンドだ。
ウェアラブルなスマートフィットネス記録デバイスの市場は最近混み合ってきており、Fitbit製品や「Jawbone Up」をはじめとして、ほかにも多くのさまざまな歩数計から選ぶことができる。「FuelBand」は初期に主流となったフィットネスガジェットの1つであり、おそらく最も知名度が高く、最も多く販売されたデバイスだろう。企業としてのNikeの存在は、ほかのどの企業よりも大きい。
しかし、その機能はほかの記録デバイスとあまり変わらない。歩数を数え、動きを計測し、そのデータを「iPhone」アプリやコンピュータに送信する。Nikeのシステムがほかと違うところは、活動量を測る尺度として機能し、「NikeFuel」と呼ばれる共有ポイントシステムを用いているところだ。
では、2012年版と比べて、何が新しくなったのだろうか。名前の「SE」は「スペシャルエディション」を意味している。主な違いは、Bluetooth 4.0を追加したことにより、より連続的に、高いエネルギー効率で同期を行えるようになったことと、ソフトウェアをアップデートして、データを記録する方法を増やすと同時に、テレビゲーム的な実績バッジを導入し、ユーザーのやる気の後押しに力を入れていることだ。
しかし、FuelBandの機能を煎じ詰めれば、格好がいい時計の役割を果たし、歩数とFuelスコアをカウントし、アプリと同期し、着けたままシャワーを浴びることができ、楽しいソーシャル機能によって、NikeFuelアプリを使っている友人とつながることができるものと言える。コーチングツールや生活アシスタントとしては、FuelBand SEの機能にはまだ不足がある。
手首に着ける種類のウェアラブルデバイスには、多くの場合何らかの問題がある。例えば留め金が甘すぎたり、スナップ式のバンドが十分締まらなかったり、デバイス全体が防水になっていなかったり、といったことだ。FuelBand SEは、筆者がこれまで試した中ではもっとも感触がよく、便利さも一番だった。
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