調査会社Gartnerのアナリストらによると、PC業界は2013年も厳しい状況のまま年を終えそうだという。
Gartnerは、2013年における世界のデスクトップPCやノートPCの出荷台数が前年比11.2%減の3億300万台になると予測している。また、ウルトラモバイルPC(ノートPCとタブレットのハイブリッドを含む)も含めると、出荷台数は前年比8.4%減になるという。タブレットは市場を活性化し続け、2013年の出荷台数は前年比53.4%増の1億8400万台に達すると予想されている。また、小型で安価なタブレットは、より大きく、価格の高いタブレットよりも健闘している。Gartnerが主要数カ国で最近実施した調査によると、調査対象の47%が画面サイズ8インチ以下のタブレットを所有していたという。
好調だったスマートフォンでさえも落ち込みを見せている。Gartnerによると、コンシューマーから見た高価格製品の魅力が薄れ、業界では成熟市場における中価格帯のスマートフォンと、新興市場における「Android」携帯が成長の源になると予想されるという。
Gartnerで調査担当バイスプレジデントを務めるCarolina Milanesi氏は、「新たなウルトラモバイル機器の広告が次々と登場するだろうが、コンシューマーの注意は引けても、その財布のひもがゆるむとは限らないだろう」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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