Googleは米国時間10月2日、「Chromecast」に「Hulu Plus」のサポートを追加した。これによりChromecastは、「Netflix」と「YouTube」だけにとどまらず、さらに多くのアプリに取り組むという約束の実現に向けて一歩前進した。
「Hulu Plus」のサポートにより、35ドルのHDMIドングルであるChromecastを所有するユーザーは、Hulu Plusでしか視聴できない様々な番組(「Parks and Recreation」や「Modern Family」など)を、Wi-Fiを介して「Android」または「iOS」端末からテレビへとストリーミングできるようになる。Hulu Plusアプリに対するアップデートは、Android搭載スマートフォンおよびタブレットと「iPad」を対象に、2日に提供開始される。「iPhone」もまもなくサポートされる予定だ。
Hulu PlusはGoogleにとって大きな成功となる可能性がある。Parks Associatesが実施したアンケートでは、回答者の43%が、日常的にChromecastを使用してテレビ上でNetflixを視聴し、約3分の1が同端末を使用してHuluの無料番組を視聴することが明らかになっている。ただしこれは、非常に少数のユーザーによるアンケート結果であることに言及しておかなければならない。調査対象となった合計3000人のブロードバンド利用者のうち、Chromecastユーザーはわずか148人だった。
Chromecastはこれまで、Netflix、YouTube、「Google Play Music」、「Google Movies and TV」の初期提供アプリのみに対応していた。「HBO Go」「Pandora」「Revision3」「Vevo」「Vimeo」など、多数のメディアアプリがChromecast対応になることが約束されており、Hulu Plusはその第1弾となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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