Nokiaの前最高経営責任者(CEO)であるStephen Elop氏が、1880万ユーロ(約2550万ドル)の報酬を受け取ることになった。Nokiaの株主らが買収を承認し、MicrosoftがNokiaのデバイスおよびサービス事業に対する買収手続きを完了した後に受け取る。報酬の内訳は、同氏の基本給410万ユーロ、手当10万ユーロ相当、そして株式報酬1460万ユーロ相当となっている。
報酬は70%をMicrosoftが負担し、Nokiaが残額を支払う。買収は2014年第1四半期に終了する見込みだ。新たに公表された情報は、米証券取引委員会(SEC)に提出された文書で明らかになった。
Microsoftは9月に入り、Nokiaの主要事業部門を72億ドルで買収することに合意しており、「Windows Phone」を取り巻く状況を一変させた。MicrosoftはNokiaの事業を取り込むことで、同時にWindows Phoneを使用するためにライセンス料を支払っている自身のパートナー企業と競合することになる。
買収取引の一環としてElop氏はNokiaのCEOを退任し、Microsoftに吸収されるまではデバイスおよびセールス担当のエグゼクティブバイスプレジデントを務める。Microsoftの現CEOであるSteve Ballmer氏の退任にあたっては、Elop氏が後任候補とみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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