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モトローラ「Moto X」レビュー--カスタマイズ性に優れた「Android」携帯(後編)

Brian Bennett (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年08月27日 07時30分
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(編集部注:米CNETによる「Moto X」のレビューを前編と後編の2回に分けて翻訳して公開します。前編は8月20日に公開されています

カメラ

 どうやらMotorolaは、カメラの性能についてようやく真面目に取り組み始めたようだ。同社の携帯は画像関係に弱点を抱えてきているものの、「Moto X」でそれを克服しようとしているのは明らかだ。Motorolaによると、「Clear Pixel」と呼ばれる10メガピクセルのRGBCセンサと、LEDフラッシュを搭載した同社の新たなデバイスでは、素早く写真を撮れ、他社製のスマートフォンに搭載されているカメラよりも光を75%多く取り込めるという。このため薄暗い環境であっても短いシャッター速度でよりクリアな画像を得られるとのことだ。

提供:Sarah Tew/CNET
Moto Xのカメラアプリは、機能こそ豊富ではないが、シンプルで使いやすい。
提供:Sarah Tew/CNET

 何度か試してみたが、筆者はMoto Xのカメラの性能にうれしい驚きを感じた。このカメラは、シャッターチャンスを逃すことなく、筆者の子ども(よちよち歩きで一瞬たりとも目が離せない)を撮影できた。また、同社自慢の画像システムのおかげで、洞窟のように薄暗い筆者の住居でもちゃんと写真を撮れた。

提供:Brian Bennett/CNET
くっきりと鮮明に写し出された屋内写真(フル解像度による画像はこちら)。
提供:Brian Bennett/CNET

 屋内では、われわれのスタジオで撮影した静物写真もくっきりと鮮明に写し出され、クリアで生き生きしたものとなっている。また、色調は正確に再現されていたものの、視野角の狭さは気になった。Moto Xの視野角はかなり小さく、静物である被写体全体をフレーム内に収めるのが難しかった。屋外でも、Moto Xは素晴らしい性能を発揮してくれた。花や葉、行き交う人々の服装が色鮮やかに、かつ細かいところまで写し出されていた。

提供:Brian Bennett/CNET
太陽光線の下でも細部までくっきりと写し出されている(フル解像度による画像はこちらこちら)。
提供:Brian Bennett/CNET

 「Quick Capture」というカメラアプリは、よりクリーンかつ効率的に撮影できるよう機能向上が図られている。このカメラアプリを使えば、Moto Xをポケットから取り出し、写真を撮影するまで3秒もかからない。携帯をつかみ、手首を2度ひねるだけでボタンを押さなくてもカメラアプリが起動する。

提供:Brian Bennett/CNET
花や葉も生き生きと写し出されている(フル解像度による画像はこちら)。
提供:Brian Bennett/CNET

 この機能は触れ込み通りに動作し、一瞬でMoto Xのカメラアプリを起動することができた。手首を2度ひねるというジェスチャーは非常に直感的であり、数回試すだけでマスターできた。

提供:Brian Bennett/CNET
ハイダイナミックレンジ(HDR)モードでは逆光の下でも細部をくっきりと写し出せた(フル解像度による画像はこちら)。
提供:Brian Bennett/CNET

 とは言うものの、解像度設定を変更したいと思う人は、そのための方法を探そうと躍起になるかもしれない(筆者も探しているうちに頭に血が上りそうになった)。しかし探すだけ無駄だ。というのも、Moto Xでは画像の大きさは変更できず、常に最大の解像度で写真や動画を撮影するようになっているためである。

 解像度設定がないという点はさておき、カメラの使用はとてもシンプルで楽しめるものになっている。画面のどこかをタッチするだけで写真が撮影できる。また、画面の右上にあるカムコーダーのアイコンをタップすれば動画の録画が開始され、下にあるカメラアイコンをタップすると前面カメラと背面カメラを切り替えることができる。なお、動画の録画中に画面をタップすると静止画を撮影することもできる。

 ハイダイナミックレンジ(HDR)モードやフラッシュ、スローモーション、パノラマといったカメラ設定は、画面左側に表示される丸いダイヤル(ホイール)内に格納されている。画面を左から右にスワイプするとホイールが表示される。また、便利なことに右から左にスワイプすると、ギャラリーが開く。ユーザーインターフェースを追求した結果、こういったものすべてはカメラの視界をできる限り妨げないようにもなっている。

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