電通と電通テックは6月18日、マラソン大会に特化したコミュニケーションサービス「SOCIAL_MARATHON」の開発を発表した。O2O領域でサービスを開発する電通グループ横断プランニングチーム「_(アンダーバー)」が中心となって開発した。
SOCIAL_MARATHONは、市民マラソン大会で参加ランナーの通過タイムをSNSに投稿できるサービスと、広告を融合させたコミュニケーションサービス。ランナーのシューズなどに取り付ける、タイム計測用の大会公式ICチップの管理データベースを活用し、計測ポイント通過時に、自動的に通過タイムがSNSへ投稿できる仕組みだ。
ランナーはSNS上で、自身が設定した「自分の目標タイム」と競うレースを展開し、友人もSNS上でリアルタイムに応援できる。協賛スポンサーは、これらのやり取りに応援広告を表示できるため、市民ランナーとその友人に対して、タイムリーなアプローチが可能になるとしている。
実用第1弾として、3月に開催された「京都マラソン2013」でランナーの通過タイム情報が協賛スポンサー情報とともにSNSに自動で投稿される、マラソンとソーシャルメディア連携型のプロモーション企画「SOCIAL_MARATHON in 京都」を展開した。1人のランナーに対して、平均50人へのリーチ(認知獲得)と、11人のパーティシパント(参加)を得ることができたという。
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