2011年、世界最大のソーシャルネットワーク企業Facebookにモバイル広告収入はなかった。eMarketerの新たな報告書によると、そのFacebookが2013年には20億ドル超の収益を得る見通しであるという。
インターネット市場調査会社eMarketerのアナリストらの解釈によると、2013年の増加率は333%を上回るという。
とはいうものの、2012年におよそ46億1000万ドルのモバイルインターネット広告による収入を獲得したGoogleが、引き続き王座に就いている。これは2011年の3倍にあたる。eMarketerは、2013年の収入を92.1%増の88億5000万ドルと予測している。
研究者らはこの報告書で、モバイル広告費(および収入)がオンライン広告全体の支出パターンに従うと予測している。つまり、少数の大手IT企業に集約されるということだ。
AppleやPandoraなどが依然そうした企業に含まれることは確かだが、アナリストらは、最終的に上位3社に食い込む可能性のあるもう1つの主要企業はTwitterであると示唆した。
世界的規模でみると、Twitterはまだ、PandoraとYP(Yellow Pages)より下位に位置しているが、Twitterの成長と比べて、世界における両社のシェアは低下しつつあると、eMarketerは指摘している。
Twitterの世界全体のモバイル広告費のシェアは、2013年も引き続き拡大する見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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