博報堂は6月6日、デジタル領域へ強みを持つ社内クリエイターらによる、次世代型クリエイティブを開発する新会社SIXの設立を発表した。同日から営業を開始した。
メンバーは、博報堂のクリエイターである野添剛士氏、大八木翼氏、本山敬一氏、坪井卓氏、齊藤迅氏、日野貴行氏、そしてビジネスプロデューサーなどで構成。各メンバーは、広告賞「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」など国内外広告賞のデジタル関連部門で数多くの受賞歴を持つという。
資本金は9000万円で、博報堂の100%出資となる。代表取締役には、博報堂からの出向として野添氏が就任する。
新会社では、デジタル領域まで統合的にクリエイティブできる強みを基点に、ブランドとユーザーの新たな絆を作る“クリエイティブエンゲージメントエージェンシー”として、既存の手法にとらわれない新しいコミュニケーションやコンテンツ、商品、サービスを開発する。
メンバーは、6月下旬に開かれるカンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに参加する予定。10月には港区青山に新オフィスをオープンする計画。今後は博報堂グループ全体との連携を図るとともに、国内外のデジタル系新興企業とのコラボレーションも検討している。
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