博報堂DYメディアパートナーズとTメモ、ビデオリサーチは共同で、9月21日にテレビ、ラジオ番組に連動した音声認識アプリ「RNBテレオト」を開発したと発表した。RNBテレオトを利用した実証実験を南海放送のテレビ番組「テレオト」(9月22日、29日の14:30~14:45)と、ラジオ番組「テレオト、ラジオとヒトミとモスト」(9月21日、28日23:00~23:20)において実施する。
RNBテレオトは、ビデオリサーチが持つ音声認識技術「VRON(ブイロン)」を活用したもの。視聴者がスマートフォンで取り込んだ音声から、番組音声に設定した情報を抽出し、専用サーバに送信することで、その番組シーンに対応した情報を視聴者のスマートフォンに配信、表示ができるという仕組み。
アプリはiOS、Androidともに用意されており、無料でダウンロードができる。
視聴者はスマートフォンのRNBテレオトアプリを起動し、番組内で流れる特定の音声を読み取るだけで関連情報が受信できる。これにより番組連動の視聴者参加型企画やインフォマーシャル、CM連動マーケティングコミュニケーションなどへの活用が可能になるとのことだ。
実証実験では、RNBテレオトを起動し番組内に流れる特定の音声を読み取ることで、商品やサービス情報、商品割引クーポンなどが受信できるとのこと。広告主の商品プレゼントなどにも利用できるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方