Tumblrは、ウェブ上のダッシュボードでインストリーム広告を始めたことで、広告市場での遅れをようやく取り戻せるかもしれない。
Tumblrは米国時間5月30日、ユーザーがウェブ上でダッシュボードをスクロールした際、フォローしているブログの投稿とともにスポンサー付き投稿が表示されるようになったことを明らかにした。
Tumblrは4月から、同社のモバイルアプリ上でユーザーのストリームにスポンサー付き投稿が表示されるようにしている。デスクトップ上でもモバイルアプリの場合と同様に、$記号のアニメーションアイコンで示されたスポンサー付き投稿が1日に4本まで表示されるようになる。
スポンサー付き投稿の表示は、6月末までにすべてのユーザーに適用され、そのコンテンツはまず、ViacomやFord Motorなど7社のパートナーからのものとなる。
Tumblrのグローバル販売責任者であるLee Brown氏は「広告に対する当社のアプローチに対して、Tumblrユーザーと当社パートナーの双方から信じられないほど肯定的な反応があり、驚いている」と述べ、「『Tumblr Radar』とスポンサー付きモバイル投稿のエンゲージメント率は素晴らしいものとなっており、慎重に練り上げた同様のアプローチを今回、ウェブ上のダッシュボードにも適用した」としている。
これまで広告の表示は、ダッシュボードの右側と、デスクトップ版Tumblrの「Tumblr Spotlight」セクションに限られていた。今回の変更は、Facebookにおけるニュースフィードへの広告表示方法や、Twitterによるプロモツイートの表示方法をユーザーに思い起こさせるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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