電通は5月23日、オランダのソーシャルメディアエージェンシーである「Social Embassy(ソーシャル・エンバシー)」を100%買収したと発表した。電通の海外本社であるDentsu Aegis Networkが傘下のAegis Mediaを通して買収した。
Social Embassyは、アムステルダムに本拠地を置く、2008年設立のベンチャー企業。ソーシャルメディアに関するコンサルティングやコミュニティ管理、広告展開に強みを持ち、複数のグローバル企業を相手に専門的なサービスを提供しているという。
今回、Social Embassyをグループ内に収めるとともに、オランダでAegis Media傘下のグローバルなネットワークブランドであるIsobar(アイソバー)のソーシャルチームと連携させることで、顧客企業向けに提供するサービスの幅を広げ、収益の拡大を図る考えだ。
今後は、デジタル領域での統合力やスケールメリットを生かしたキャンペーン展開などに注力し、オランダでの電通グループの競争優位性を高めるとしている。2014年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
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