Facebookは米国時間4月23日、スマートフォンでアクセスするユーザーのニーズに一層応えるため、「Facebookページ」のモバイル版の表示を刷新したと発表した。Facebookページは、ブランドや事業者などから、Facebook上の情報発信拠点として利用されている。
モバイルブラウザや「iOS」版アプリでFacebookページにアクセスすると、新しいデザインとレイアウトで表示される。所在地などの基本的な事業者の情報がページ上部に移動したほか、ユーザーによる「いいね!」、チェックイン、シェアといった行動をさらに促進するよう変更された。
同社はまた、モバイル環境でFacebookページを管理する際の使い勝手を簡略化しつつ強化した。管理者は、一般表示と管理者向け表示をより簡単に切り替えられるようになった。また、Facebookページで管理者が「トップに固定」にしたコンテンツ、つまりタイムラインの最上部で目立たせることにした投稿は、モバイル表示でもページのほぼ最上部にくるようになった。
今回の変更は、モバイル機器経由でFacebookにアクセスする月間6億8000万人超のユーザーに合わせたものだ。増え続けるモバイルユーザーが、出先からブランドや事業者のFacebookページを閲覧する抗しがたい理由になるかもしれない。これらの変更により、Facebookページの見た目と挙動は、YelpやFoursquareのローカルビジネスのページにさらに近いものになった。したがって、今回の変更は、見込み顧客たちが何よりも先に事業者の基本情報を見つけ、次に特別キャンペーンなどを確認するよう促すのに役立つはずだ。
Facebookは、4月23日にモバイルブラウザとiOSでアクセス可能になったレイアウト変更は、同社のAndroidアプリでもまもなく提供されると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)