「Facebook Home」は一見、完全なOSのように見える。「Cover Feed」がホーム画面に取って代わり、新しいメッセージを受け取るたびに「Chat Heads」が表示され、ロック画面までもがFacebookのアップデートのスライドショーで占領される。
ありがたいことに、Facebook Homeはランチャーに過ぎない。既存の「Android」OSの上に重なるカスタムインターフェースだ。これは万が一の場合を考えた優れた方針で、ユーザーはFacebook Homeのオンとオフを好きなだけ切り替えられる。
それ以外の点では、やはりFacebook Homeはユーザーに、既に知っているAndroidの操作方法の多くを学び直すことを求めている。ジェスチャーや設定、カスタマイズのオプションは多少異なっており、必ずしも直感的に使えるわけではない。Facebook Homeからより多くのものを引き出すためには(あるいはそれを使うのを完全に止めるにあたっては)、次の5つのヒントを確認してほしい。
Facebook Homeのユニークなインターフェースを使いこなすためには、新しいジェスチャーが必要だ。例えばスマートフォンをアンロックすると、たまっていた通知がCover Feedに表示される。スワイプすれば通知は消去される。たくさんの通知をまとめて消去するには、1つの通知をタップしてホールドし、そのグループをスワイプする。
Chat Headsも同じようなジェスチャーで管理できる。画面に浮かんでいるChat Headsはいつでも、画面上の好きな場所に移動することができる。しかし完全に消去するには、最小化したChat Headsアイコンのグループをタップしてホールドしてから、画面の下部に表示される「X」へとドラッグする。
Chat Headsを1つだけ消去するには、最小化したChat Headsのグループをタップしてから、消去したいChat Headsをタップしてホールドする。
Cover Feedでは、写真の一部しか表示されないことに気がつくだろう。Cover Feed経由でブラウズした場合には写真の全体が見られない。タップしてホールドしてから離すと、全体が表示される。
Facebook Homeの新しいメッセージングインターフェースでは、SMSメッセージとFacebookメッセージが一元管理されるため、物事がシンプルになっている。これを利用するには、メイン画面に表示される自分のプロフィール写真を左にドラッグする。
新しいFacebookメッセージやSMSを送るには、右下隅のプラスボタンをタップする。誰かの名前を入力すると、Facebook経由とSMS経由のどちらでメッセージを送るのかを選ぶことができる。SMSを選択した場合、「標準的なメッセージ送信料金が適用される」という。
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