ソニーは4月11日、液晶テレビ「BRAVIA」に「W900A/W802A/W650A/W600A」の4シリーズを追加した。スマートフォンやタブレットとの連携を強化させたほか、検索機能を大幅に向上させている。4月中旬から順次発売する。
従来ハイエンドモデルを中心に採用していた高画質回路「X-Reality PRO」を全機種に搭載。機器連携機能は、スマートフォンの画面をテレビでも見られるMHLに対応したほか、W650A/W600A以外の機種ではワンタッチリモコンにNFC対応スマートフォンをかざすだけで連携ができる「ワンタッチミラーリング」を実現した。
専用アプリ「TV SideView」をスマートフォンやタブレットにダウンロードすれば、BRAVIAのリモコンとして使用できるほか、テレビ番組やコンテンツの関連情報を表示させられる。コンテンツ検索機能を使えば、放送予定番組やUSB HDD内に録画済み番組、YouTubeなどのネット動画まで横断的に検索することが可能だ。
加えてテキスト検索機能も搭載した。これは番組名や出演者名などをテレビに入力すると、テレビ番組、YouTube、「VideoUnlimited」、「MusicUnlimited」、無料ネット動画などを含めて検索できるというもの。スマートフォンやタブレットを使用しなくても検索ができ、ヒットしたワードに関する次回放送日や再放送予定、番組詳細、公式動画などをテレビ画面上で確認できる。
W900Aシリーズは、55V型の「KDL-55W900A」、46V型の「KDL-46W900A」、40V型の「KDL-40W900A」の3モデルをラインアップ。4K液晶テレビ「X9200A」シリーズ同様に、バックライトには「TRILUMINOS DISPLAY」を搭載し、フルHDの最高画質モデルと位置づける。4倍速駆動パネルにLEDバックライトのオン、オフ制御技術を加えた「モーションフローXR960」を備え、滑らかな動画表示を実現する。3D再生はアクティブシャッター方式を採用。新開発となる「ロングダクトスピーカー」により、豊かな重低音を再生する。
W802Aシリーズは、55V型の「KDL-55W802A」、47V型の「KDL-47W802A」、42V型の「KDL-42W802A」の3機種を用意。倍速駆動パネルと「モーションフローXR240」を備え、高画質動画再生をサポートする。3D再生はパッシブ方式を採用する。
W650A/W600Aシリーズは、42V型の「KDL-42W650A」と32V型の「KDL-32W600A」をの2機種を揃える。小型サイズながらX-Reality PROを採用し、ネット動画などの低解像度コンテンツも高画質に再生できるとのこと。スクエアデザインのスタンドは、壁掛け金具にもなる2ウェイタイプ。「S-Force PRO フロントサラウンド 3D」も内蔵し、高音質再生もサポートする。3D再生には非対応となる。
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