土星のG環の白い筋の真上、この画像の右上の部分に、明け方の金星が写っている。画像の下の方に写っているのは土星のE環で、リング内のちりが光を散乱させているため、青くなっている。
金星は水星や地球、火星とともに、太陽系で最も岩の多い惑星の1つである。金星は華氏900度(摂氏約482度)近くに達する二酸化炭素の大気と地球の100倍の大気圧を持つが、大きさや質量、岩石組成、軌道が地球と似ているため、地球の姉妹惑星と見なされている。
提供: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute