モトローラ・モビリティ、Q4決算で3億5300万ドルの損失

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉2013年01月23日 10時55分

 Google傘下のMotorola Mobilityが苦闘を続けている。同社は2012年第4四半期決算で3億5300万ドルの損失を計上した。

 特別費目を除外したMotorolaの損失は1億5200万ドルだった。

 まだ独立企業だった2011年第4四半期には、Motorolaは8000万ドルの純損失を計上し、調整後の利益は6100万ドルだった。

 Motorolaの売り上げについては、前年同期の34億ドルから15億1000万ドルに減少した。

 Googleは、同社の元幹部であるDennis Woodside氏の下でMotorolaを立て直そうとしている最中だ。Motorolaが経営の合理化とスマートフォン数機種への注力を目指す過程で、Woodside氏は人員の削減と事業部門の統廃合を行ってきた。

 だが、Motorolaは依然として、スマートフォンで利益を出そうと苦闘している多くの携帯電話メーカーの1つにとどまっている。この分野で成功していると主張できるのはAppleとサムスン電子の2社だけで、他の各社は残りの市場を奪い合っている状態だ。

 Motorolaは「DROID RAZR HD」や「DROID RAZR M」などいくつかの新モデルを、米国ではVerizon Wireless向けに、米国以外の国では他の通信事業者向けに発表したものの、これまでプラス効果はあまりない。

 Googleは2012年12月、セットトップボックスを手掛けるMotorola Home事業を23億5000万ドル相当の現金および株式でARRIS Groupに売却することに同意した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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