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グーグルはFacebook「Graph Search」を警戒すべきか--検索をめぐる新たな争い

Casey Newton (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年01月23日 07時30分
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 Facebookが先週、カリフォルニア州メンロパークで次世代の検索製品を発表したとき、さほど離れていないマウンテンビューでその発表が注視されていたことは間違いない。

 Googleのエンジニアが長年渇望してきたデータ、すなわち人々、場所、物事の間のつながりをユーザーとすべて関連づけた状態で豊かに描き出すデータがFacebookで突然検索可能になった。それはGoogleが「Google+」やそのほかの製品を使って複製しようとしているデータだが、10億人のメンバーを擁するネットワークを持つFacebookが優位に立っていることは間違いない。「Graph Search」を支えるデータについて説明するMark Zuckerberg氏の話に耳を傾け、自分たちがそのデータを入手できればと願うGoogle関係者たちの姿が目に浮かぶ。

 実は、そのデータを入手したGoogle関係者が2人いる。Lars Rasmussen氏とTom Stocky氏だ。Googleで検索製品を担当していた両氏はFacebookにくら替えして、新種の検索製品の開発に取り組み始めた。彼らは2011年、Graph Searchとして米国時間2013年1月15日に発表されることになる製品の開発に着手した。ソーシャルネットワークの検索がウェブの検索と大きく異なることは、当初から明白だった。ウェブと同様にソーシャルネットワークも、答え(良い歯科医は?)や楽しみ(パリで撮影された友達の写真を見せてほしい)を提示できる。しかし両氏は先週、米CNET本社で行われたインタビューの中で、ソーシャルネットワークはそれ以上のものを提供できると述べた。具体的には、体験の共有を支援することで、ユーザーと友人との関係をより親密なものにするという。

 Facebookのアプローチは、Googleのそれとは明確に異なる。Googleの検索チームは、ユーザーの友達が誰であるかに関係なく、ユーザーに可能な限り最高の答えを電光石火の速さで提示することに関心を抱いている。問題は、どちらのアプローチが優れているのかということだ。そして、Facebookの検索アプローチがユーザーの支持を得た場合、Googleはそれにどう対処すべきなのだろうか。

 Rasmussen氏とStocky氏はGraph Searchを構築したとはいえ、ソーシャル検索が一般の人々にとってどういう意味を持つのかについては推測することしかできない、と話す。

 のちに「Google Maps」となる製品を作った企業を過去に立ち上げ、その後、さまざまな軋轢を生んだ「Google Wave」の開発に携わったRasmussen氏は、「すべてのことは、今後の様子を見てみないと分からない。われわれもこの質問に関心を抱いている。もちろん、われわれはソーシャル検索に何らかの可能性があると考えている。そうでなければ、これほどの時間をそれに費やすことはなかっただろう」と述べた。

ソーシャルの力

 ある日、Rasmussen氏がFacebookを開くと、友達のZuckerberg氏がある楽曲を聴いていることがニュースフィードに表示された。好奇心を刺激されたRasmussen氏はその楽曲をリアルタイムで一緒に聴くため、リンクをクリックした。すると、Zuckerberg氏からきまりが悪そうにメッセージが返ってきた。ひどい歌だ、とZuckerberg氏は書いていた。気の毒なことだ。

米国時間1月15日に「Graph Search」を発表したMark Zuckerberg氏。Googleは心配すべきなのか。
米国時間1月15日に「Graph Search」を発表したMark Zuckerberg氏。Googleは心配すべきなのか。
提供:James Martin/CNET

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