「Google+」のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるDave Besbrisが、同ソーシャルネットワークのモバイルユーザー向け新機能を一挙に公表した。
今回、「Android」ユーザーから特別な注目を集めているのは、友人がアップデートを共有したときに表示される通知機能が改良されたほか、スマートフォンからプロフィールを編集できる機能が追加されたことだ。また、Androidユーザーも「Google+ Communities」にアクセスできるようになった。Google+ Communitiesは2012年12月に入ってGoogleが公開した機能で、同じ興味を持つ人々が集まる公開または非公開のグループの作成を可能にする。
とはいえ、Besbris氏による説明は、大半が写真に集中している。Androidユーザーは今後、写真をフル解像度のままGoogle+にアップロードすることができる。Googleはこれまで、指定された解像度に収まるように写真を処理し、容量を節約していた。ただし、同氏によると、ユーザーのアップロード容量は5Gバイトに制限されているという。
Googleは、「iOS」版に対しても、Google+ Communitiesのサポートを含め、同様の機能を数多く追加している。そして、ここでも写真が非常に重要となっている。Besbris氏はブログ投稿で、新しくなったiOS版Google+は、「写真アルバムをインラインでスワイプできるようになったほか、一度タップするだけで写真を完全に表示できる。また、このiPhoneアプリは、ストリームに表示される画像に対して細かいパン・ズーム・スケール効果を適用する」と述べている。
Google+では、iOS版とAndroid版のいずれも、ユーザーが「Events」機能を介してゲストにメッセージを送信したり、電子メールやインスタントメッセージング機能によって仲間をイベントに招待したりすることが可能になった。
Google+にもう1つ追加されたのが、150Kバイト以上の接続における「Hangouts」のサポートだ。Besbris氏によると、この措置は、「世界で必要帯域幅が極端に低い地域」にいる人々とより簡単につながりを持てるようにしたものだという。
Android版とiOS版はいずれも、それぞれ「Google Play」および「App Store」において無料で入手可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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