犬は、羊の見張り、目が不自由な人の案内、そして捜索救助活動に役立っている。そして今や、運転手の仕事もやりかねないようだ。
ニュージーランドの動物虐待防止協会(SPCA)は、保護した捨て犬の価値を証明するため、そのうち3頭に車の運転を教えた。ウェブサイト「drivingdogs.co.nz」からリダイレクトされるFacebookページでは、運転している犬の様子を公開し、どのように訓練したかを説明している。また、こうした賢い仲間を引き取るよう勧めている。
車は、「Mini Cooper Countryman」を犬の前足で運転できるように改造したもの。ブレーキとアクセルは、ハンドルのすぐ脇の高い位置に付けられている。シフトレバーとハンドルにはパッドを付け、犬が車をコントロールしやすいようにした。
Facebook上の動画には、Porterと名付けられた犬がコース上で車を直進させ、コーナーを曲がり、停止させる様子が写されている。1人のトレーナーが並んで歩きながら指示を与えており、教えられた命令に犬が従っているのは明らかだ。しかし、Porterがシフトレバーを使い、方向を変え、ブレーキを作動させるための指示を区別できているのには感心させられる。
Porterと仲間の運転手が運転に関する操作と結果を自分で判断できるようになったら、ニュージーランドの猫と郵便配達人は用心した方がいい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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