カリフォルニア州南部の陪審団は米国時間12月13日、Appleも共同被告のLG ElectronicsもAlcatel-Lucentが保有する特許を侵害しなかったとの評決を下した。
陪審団はサンディエゴの連邦裁判所で、2週間の特許裁判を経て評決を出した、とBloombergは報じている。
Alcatel-Lucentの子会社であるMultimedia Patent Trustは2010年12月、動画テクノロジに関する同社特許のうち3件が侵害されていると主張して、AppleとLG Electronicsを訴えた。本件の裁判は2012年11月後半に開始された。
本訴訟は、Appleの「iPhone」や「iPad」「iPod touch」などの「iOS」搭載ポータブルデバイスと「MacBook」や「iMac」などのコンピュータ、つまり事実上、Appleの「QuickTime」動画テクノロジを搭載したあらゆるものを標的にした。LGの製品で標的になったのは、同社の携帯電話9機種だ。Multimedia Patent Trustは、それらの携帯電話が内蔵動画ソフトウェアとQualcommチップの採用によって、Multimedia Patent Trustの特許2件を侵害していると主張した。
Bloombergの報道によると、Alcatel-Lucentは特許権使用料の損害賠償として、Appleに1億7230万ドル、LGに910万ドルをそれぞれ要求していたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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