エレガントなデモが披露されてから3カ月近くが経ち、改良されたGoogleの「iOS」向け音声検索が提供開始された。
同サービスは、「Jelly Bean」の一部として「Android」に組み込まれているGoogleの検索技術に見られる機能の一部に似ており、「Siri」に対抗することを目的としている。
同ソフトウェアは、音声検索に対してはコンテキストに沿った音声による結果を返し、それ以外に対してはウェブ検索として機能する。米国時間10月30日午前に簡単なテストを実施したところ、回答が返ってくるまでの時間はAppleのサービスよりもかなり短く、また、検索語を話している途中で、それが文字として表示される。Siriでは、ユーザーが話し終えるまで検索語は表示されない。
この新機能は30日午前に、Googleの検索アプリケーションに対するアップデートの一環として提供開始された。同アップデートでは、Appleの「iPhone 5」に対するサポートも追加された。新機能を利用できるのは、「iOS 4.2」以降を使用するiOSユーザーのみである。
Googleは、2012年に入ってからの米CNETとのインタビューで、同社の他の製品、具体的には「Calendar」と「Drive」に、同じ検索機能の統合を一部実施する計画であると述べていた。しかし同社は、その追加作業の実施予定時期については明らかにしていなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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