サムスンは、人気のスマートフォン「GALAXY S III」の小型版を現地時間10月11日に発表する予定であることを認めた。
サムスンのモバイル事業を統括するJK Shin氏は10日午前、韓国メディアに対し、「Android」を搭載する同スマートフォンの4インチ版を11日に発表する予定だと述べた。同社は1週間前に、発表イベントへの招待状を発送している。
Shin氏は、「欧州では、4インチ画面の端末に対する需要が非常に高い。これをエントリレベルの端末と呼ぶ人もいるだろうが、われわれはこれを『mini』と呼ぶ」と述べ、同端末の名称を示唆した。
Shin氏は11日の発表を目前に控え、価格や提供地域などの詳細を明かしていない。The Vergeは、GALAXY S IIIの小型版はエントリレベルの端末ではないとし、4.8インチ版とまったく同じ機能が搭載されることをほのめかしている。
一方、ドイツの技術サイトMobileGeeksは、小型版GALAXY S IIIの画面解像度は800×480ピクセルで、背面に5メガピクセルのカメラが搭載されると報じている。また、1GHzのデュアルコアチップ「STE U8420」を搭載し、16Gバイトのフラッシュメモリと拡張可能なmicroSDカードスロットを装備すると同サイトには書かれている。
バッテリは1500mAhと言われており、大型モデルのものより劣るが、プロセッサやディスプレイのバッテリ消費も低いのでその差は相殺される。またMobileGeeksは、小型版GALAXY S IIIには、Android最新バージョンの「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)が搭載されるとも述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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