サムスンは現地時間10月9日、「GALAXY Music」スマートフォンを正式に発表した。GALAXY Musicは、特別なオーディオおよび音楽機能を搭載した「Android 4.0」デバイスだ。
GALAXY Musicは前面の上部と下部に2基のステレオスピーカーを搭載するほか、内蔵のFMラジオ、「Sound Alive」や「SRS(Sound Retrieval System)」などの機能も備える。Sound Aliveはサウンドの低音とトーン、明瞭さを増強し、音楽の種類に応じて音質を自動調整する。SRSは音楽に一定のエフェクトを追加して、2基のスピーカーのみで5.1サラウンドサウンドの再生を試みる。
GALAXY Musicは、ユーザーがオーディオプレーヤーに迅速にアクセスできるように、専用の「Music」キーも搭載する。
同スマートフォン自体はエントリーレベルのモデルとして設計されており、240×320ピクセルの3インチQVGAディスプレイを搭載する。内蔵メモリの容量は512Mバイトだ。内蔵ストレージの容量は4Gバイトだが、32Gバイトまで対応可能なmicroSDスロットを備える。背面には3メガピクセルのカメラが配置されている。
サムスンは例によって、「Touchwiz」や「Samsung Apps」「Samsung Hub」「Music Hub」などの機能群を追加している。同スマートフォンでは、デュアルSIMモデルの「GALAXY Music Duos」も用意される。
サムスンのプレスリリースに価格や発売時期に関するヒントは書かれていない。サムスンの関係者が米CNETに語ったところによると、同社はGalaxy Musicを米国で発売するかどうかについて、まだ発表を行っていないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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