車が自動運転する日を楽しみにしている人は、実現まであまり待たなくてもいいもしれない。
Googleの共同創設者であるSergey Brin氏は、Googleは5年以内に自動運転車を一般市民が利用できるようにするだろうと述べた。
「一般の人々が自動運転車を経験するまでにかかる年数は片手で数えられる」とSergey Brin氏はSB 1298の署名の席で述べた。SB 1298は、カリフォルニア州の一般道路と高速道路でコンピュータによって操縦される自動車の安全性とパフォーマンスの基準を定める法案だ。
この新しい法案は、ライセンスを受けたドライバーに自動運転車のテストを許可するもので、同様の法案を施行しているネバダ州とフロリダ州にカリフォルニア州が加わることになる。当初この法案は、運転者がまったくいない車の安全性を保証するための十分な監視がないという理由で一部の反対があったが、議論を進めて法案を改正することにより、法案は議会を通過した。
Googleはすでに自社の自動運転車で30万マイル(約48万km)のテスト走行を実施している。Brin氏は、Googleはこの技術についてセンサとハードウェア障害への対応を改善することに注力していくと述べた。同氏は、この技術における障壁は、失敗する可能性がある他のシステム、たとえば航空機のフライトなどと同じものだと述べた。
「人々はこれまでに多くのことを克服してきた」(同氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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