Siriの創設メンバーの1人がAppleを去った。Siriはかなり以前にAppleによって買収され、その機能は「iPhone 4S」に搭載されている。
Bloombergの記事によると、2008年3月にSiri, Inc.を共同創設したAdam Cheyer氏がAppleでの職を辞したという。米CNETは、同氏の退職は数カ月前であり、決断の理由は家族と過ごす時間を増やし他のプロジェクトに取り組みたいという希望によるものであることを確認した。
Appleは、コメントの要求に対してすぐには応じなかった。
Appleは2010年になってSiriを買収した。当時Siriは、音声コマンドをソフトウェアアクションに変換できる音声アシスタントアプリを持っていた。このプロジェクトは、SRI Internationalの人工知能プロジェクトから開発された。Appleは同社の買収後、これを磨き上げてiPhone 4Sの専用機能として組み込んだ。この技術は、今月に発売が予想されているAppleの「iPad」の最新モデルにも「iOS 6」の一部として搭載される。
Cheyer氏は、買収後にAppleに移籍したあと同社を退職したSiri共同創設者の2人目となった。共同創設者のDag Kittlaus氏は2011年10月、SiriがiPhone 4Sに登場してまもなく同社を去った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果