Googleの「Android」市場は依然として「Android 2.3」(開発コード名「Gingerbread」)が主流を占める。
Android 2.3の開発者サイトに掲載された新しいデータによると、2010年12月にモバイル市場に登場したAndroid 2.3は、現在、Android搭載端末全体の57.5%を占めているという。新しい「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)のシェアは20.9%、「Android 2.2」(開発コード名「Froyo」)は14%となっている。
Android 4.0は、ペースは遅くとも確実にAndroid 2.3に追いつきつつあるが、8月のシェアは、Android 2.3が60%以上であったのに対して、Android 4.0は16%にとどまった。
Android搭載端末は非常に種類が多く、搭載されるAndroidのバージョンもさまざまなのが当たり前になっている。ここ何年か、新製品には最新バージョンのAndroidが搭載されるが、既存の端末はアップデートが遅かったり、新しいソフトウェアにアップデートされなかったり、という流れだった。最新データを見てもこうした傾向が続いているようだ。
GoogleのAndroid利用状況のデータは、米国時間9月4日までの2週間にAndroidのアプリストア「Google Play」(旧名称「Android Market」)にアクセスしたAndroid端末から収集された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果