Appleは、Apple対応の「OS X」向けJavaランタイムのセキュリティアップデートをリリースした。同ランタイムは、多くのユーザーがシステムにインストールしている。「Java for OS X」は、Appleの「Snow Leopard」以降の最新3つのOS Xで利用可能だ。同アップデートは、Appleの「ソフトウェアアップデート」(アップルメニュー内)から入手できる。
このアップデートはOracleが先週、いくつかの未解決の脆弱性(最新のJava 7ランタイムで最近発見されたものとは異なる)に対応するためにリリースしたが、OS X用のJava 6は、Appleが維持、配布しているため、OS XユーザーはAppleがアップデートを公開するまで待つ必要があった。
Appleは、OS X 10.6向けとOS X 10.7以降向けのアップデータをリリースした。また、今後OS Xのシステムに、Java 6ランタイムで最新の1.6.0_35までのバージョンのインストールを組み込む予定だ。
システムをアップデートする際にソフトウェアアップデートを利用しているユーザーは、個別にパッケージを選択して利用する必要はないが、パッケージを手動でダウンロードする場合は、必ずOSに適したものを利用するよう気をつけてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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