Appleが、チップメーカーであるAdvanced Micro Devices(AMD)の設計者を引き抜いた直後の米国時間8月1日、今度はAMDがAppleのチップアーキテクトを引き抜いた。
Jim Keller氏(53歳)は、AMDの副社長として、そして同社のマイクロプロセッサコアのチーフアーキテクトとして迎えられ、同社の最高技術責任者(CTO)であるMark Papermaster氏の直属として勤務することになるという。なお、Papermaster氏も元Appleの従業員である。
AMDは声明において「Keller氏はAMDにおけるマイクロプロセッサコアの設計を率いることになり・・・AMDの将来における製品の基礎となる高パフォーマンス、かつ低消費電力のプロセッサコアを開発することに注力していく」と述べている。
Keller氏はAppleにおけるプラットフォームアーキテクチャグループの責任者として、「iPad」や「iPhone」「iPod」「Apple TV」で使用されているモバイルチップの設計に携わっていた。
Appleは最近、AMDからシステムオンチップ(SoC)の専門家を引き抜いたばかりである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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