米国の大手インターネット企業が、主にインターネット規制に関するワシントンでの業界の発言権を強めるために、新たなロビー団体The Internet Associationを結成した。同団体の代表者を発表する米国時間7月25日付のプレスリリースで明らかになった。
The Washington Postがこの団体の計画に詳しい人物の話として報じたところによると、Google、eBay、Facebook、Amazonなどがこの団体のメンバーに名を連ねているという。
この団体は、Michael Beckerman氏を会長兼最高経営責任者(CEO)に任命した。Beckerman氏はかつて、通信とインターネットに関する政策を統括する米下院エネルギーおよび商業委員会でスタッフ次長の職にあった人物で、同委員会の委員長であるFred Upton下院議員(共和党、ミシガン州選出)の顧問を長く務めていた。
この団体は2012年9月に正式に発足する計画で、その際に全参加企業のリストが公表される予定だ。
「インターネットは、もはやシリコンバレーだけのものではなく、一般社会へと移行している。われわれの最優先事項は、インターネット、さらにはインターネット企業が雇用、経済成長、および自由に対してもたらしている重大な影響を、選挙により選ばれたワシントンの指導者たちに理解してもらうことだ」と、Beckerman氏はプレスリリースで述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」