グーグルやFacebookら、新しいロビー団体を結成へ--ネット規制に関する発言力を強化

Donna Tam (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦2012年07月26日 11時47分

 米国の大手インターネット企業が、主にインターネット規制に関するワシントンでの業界の発言権を強めるために、新たなロビー団体The Internet Associationを結成した。同団体の代表者を発表する米国時間7月25日付のプレスリリースで明らかになった。

 The Washington Postがこの団体の計画に詳しい人物の話として報じたところによると、Google、eBay、Facebook、Amazonなどがこの団体のメンバーに名を連ねているという。

 この団体は、Michael Beckerman氏を会長兼最高経営責任者(CEO)に任命した。Beckerman氏はかつて、通信とインターネットに関する政策を統括する米下院エネルギーおよび商業委員会でスタッフ次長の職にあった人物で、同委員会の委員長であるFred Upton下院議員(共和党、ミシガン州選出)の顧問を長く務めていた。

 この団体は2012年9月に正式に発足する計画で、その際に全参加企業のリストが公表される予定だ。

 「インターネットは、もはやシリコンバレーだけのものではなく、一般社会へと移行している。われわれの最優先事項は、インターネット、さらにはインターネット企業が雇用、経済成長、および自由に対してもたらしている重大な影響を、選挙により選ばれたワシントンの指導者たちに理解してもらうことだ」と、Beckerman氏はプレスリリースで述べている。


2011年2月、カリフォルニアで開催されたITビジネスリーダーの夕食会の前に歓談するObama大統領とFacebookの最高経営責任者(CEO)Zuckerberg氏
提供:White House/ Pete Souza

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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