インターネットは検閲やその他の脅威から保護されるべきだと思う人は、この新しい運動に参加したくなるかもしれない。
「Declaration of Internet Freedom」(インターネットの自由宣言)が、インターネットの自由とオープン性を維持する取り組みの第一歩として、多くのプライバシー擁護団体、ウェブサイト、個人の集まりによって発表された。この取り組みを始めた団体や人々は、他のインターネットユーザーがアイデアを議論し、考えを共有し、宣言に署名してくれることを望んでいる。
「われわれはさまざまな方向からインターネットが攻撃にさらされるのを見てきた。今こそそれを止める時だ」。この新しい運動に参加しているウェブサイトの1つTechdirtはこのように述べている。「インターネットはわれわれが成長と繁栄を望む素晴らしいプラットフォームだ。そこで、非常に大きな連合体が結成され、より大規模な議論を展開するための第一歩として次のような文書を作成するに至った。みなさんが議論に参加してくれることを望む」
現時点で、Declaration of Internet Freedomは以下の5つの基本原則を唱えている。
この宣言への署名希望や、意見の提供は、Techdirt、Free Press、Accessnow.orgなどの各参加サイトや、宣言のウェブサイトで受け付けている。
現在のところ、宣言やその原則はまだ議論の段階にあり、問題を話し合い意見を提供してくれるよう人々に呼びかけているところだ。
それでも、この運動に参加している各団体が、特に今年初め著作権保護法案「SOPA」の審議入りが延期となった事例を踏まえて、インターネットユーザーやウェブサイトの力が米国議会に影響を及ぼすことを期待しているのは明らかだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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