DigiTimesによると、799ドルの「MacBook Air」が2012年第3四半期にも登場するかもしれないという。
同サイトは、「上流サプライチェーンにおける(馴染みの)情報筋ら」の話として、これまでよりも魅力的な価格で提供されるMacBook Airは、競合のウルトラブックを脅かす存在になる可能性があるとつづっている。特にIntelが、ウルトラブックの平均的な販売価格を同社が目標とする699ドルに引き下げられなかった場合はその可能性が高いという。また、Appleが799ドルの製品を提供するとすれば、標準化を目指す競合製品各種の道のりも険しくなる可能性がある。
Intelは、ウルトラブックを最新かつ最高の技術として推進することを目指している。同社は2011年、軽量ノートPCの改良を目指すハードウェアおよびソフトウェア企業の支援を目的とする3億ドルのファンドを立ち上げた。同社はその他にも、ウルトラブック用のソフトウェア開発者らに1億ドルを投資している。
Appleの戦略とは関係なく、ウルトラブックは「Windows 8」がリリースされるまでは実質的には前進しない可能性があるとDigiTimesの情報筋らは述べている。しかし、Dellが発表した最新の販売実績からは明るい兆しがうかがえる。
PCメーカーのDellは最近、999ドルで販売するウルトラブック「XPS 13」が予測を大きく上回る売り上げを見せていることを発表し、同市場全体が活気づく傾向にあることをうかがわせた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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