Appleは、2012年の開発者向け会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を米国時間6月11日から15日にサンフランシスコで開催すると発表した。
同会議の中心は当然ながら、AppleのモバイルOSとデスクトップOSになる予定である。端末に関係なく同一のユーザーエクスペリエンスを提供することをAppleが目指しているため、両者の境界はあいまいになりつつある。「Mountain Lion」と名付けられた「OS X」の最新版によって、Appleは「Mac」に「iOS」の多数の機能を取り込んでいる。
Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhilip Schiller氏は声明で、「2012年は素晴らしいWWDCを計画しており、iOSおよびOS X Mountain Lionの最新情報を開発者の皆さんと共有することを待ち遠しく思っている」と述べた。「iOSプラットフォームは、米国内および世界中の開発者に素晴らしい機会を提供するまったく新しい業界を創造した」(Schiller氏)
同イベントでは、Appleエンジニアによる100を超える技術セッションが予定されている。
Appleは2011年のWWDCにおいて、「iCloud」「iOS 5」そして「Mac OS」の前バージョンである「Lion」の一部の機能を発表した。
米国太平洋時間午前7時31分更新情報:同イベントのチケットは早速売り切れとなった。
Appleは米国太平洋時間4月25日午前5時30分に、2012年のWorldwide Developers Conferenceの開催日を発表したが、午前7時30分にはWWDCウェブサイトを更新し、「チケットは売り切れました」とだけ掲載した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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