Dropboxは、テクノロジ専門家に人気の高いファイル同期および保存サービスだ。このサービスは多くの支持を集めており、設定や使用の方法はGoogle Driveよりも簡単である。Dropboxを使うとファイルの共有が特に簡単に行える。
Google DriveはDropboxにとって大きな脅威であるが、どちらも好きなら両方使えばよい。
--Google Driveは、同じ機能を持つほかのあらゆる競合サービスとどのような点が違うのか。Google Driveには直接の競合といえるサービスが少なくとも10種類はある。どのサービスにも良い点がある。当然のことながら、Googleは大きな差別化要因として、同社の検索機能を大きく宣伝している。Google Driveにアップロードした文書ファイル内を素早く検索できるのに加えて、「Google Cloud」に搭載された光学式文字認識(OCR)技術を利用して、アップロードされた画像のテキストをスキャンして検索できる。さらに、Google Driveに保存された写真を「Google Goggles」で検索できる。Google Gogglesは、「エッフェル塔」や「ラシュモア山」といった説明に基づいて画像を見つける同社のサービスだ。
またGoogle Driveでは、無料の5Gバイトの容量を超えて利用したい場合、手ごろな値段で容量を追加できる。
--このサービスでは料金を支払わなければならないのか。支払わなくてもかまわない。Googleは5Gバイトのストレージ容量を完全に無料で提供する予定だ。この容量であれば、ファイルを保存して複数のコンピュータで使用または共有する場合や、モバイル端末からアクセスする必要のあるファイルを保存するのには非常に役立つ。しかし、もしも大容量の写真や動画のアーカイブを保存したいならば、有料でストレージ容量を追加できる。25Gバイトが月額2.49ドル、100Gバイトが月額4.99ドルだ。複数のプランがあり、最大で16テラバイトというとんでもない容量だ。
--モバイル端末ではどうなのか。Google Driveのファイルにモバイル端末からアクセスできるのか。モバイル端末で同期すると容量が一杯になってしまわないか。こうしたストレージサービスの多くにはモバイル用アプリがある。Google Driveは現時点では「Android」にしか対応していないが、「iPhone」アプリも近々公開予定だ。クラウドストレージのためのモバイルアプリを使えば、自分のクラウドドライブに保存されている内容を簡単に確認でき、必要に応じてファイルのダウンロードや閲覧が可能だ。そのアプリをセットアップした途端にモバイル端末の容量を使い果たしてしまうようなことはない。
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