インテル、堅調な第1四半期決算--スマートフォン向けチップにも言及

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉2012年04月18日 11時00分

 マイクロプロセッサ大手のIntelは米国時間4月17日、堅調な2012年第1四半期決算を発表し、第2四半期の見通しを上方修正したほか、同社製品をベースにした初のスマートフォンが間もなく登場する予定だと述べた。

 Intelの第1四半期の売り上げは129億ドルで、純利益は27億ドル(1株あたり53セント)だった。ウォール街は、売り上げが128億4000万ドル、1株あたりの利益が50セントと予想していた。

 来期の見通しについて、Intelは売り上げを136億ドルプラスマイナス5億ドルと予想した。ウォール街は134億5000万ドルを見込んでいた。Intelは粗利益率を62~63%と予想しており、これは以前の見通しを上回っている。2012年通期では、Intelは粗利益率を64~65%と予想し、約125億ドルの資本支出を予定している。

 同社は、2012年下半期の力強い成長に向けて態勢が整ったと述べた。

 事業部門別にみると、Intelの決算の結果はまちまちだった。PCクライアント、データセンター、その他の製品は前年同期比で全て落ち込んだ。

 2012年第1四半期の結果は以下の通りだ。

  • 現金および現金同等物は44億3000万ドルで、2011年12月31日の50億ドル6000万ドルから減少した。
  • 在庫は44億9000万ドルで、2011年12月31日の41億ドルから増加した。
  • 地域別の売り上げはアジア太平洋地域が57%を占め、米州が20%、欧州が14%、日本が9%だった。
  • 2012年3月31日時点でのIntelの従業員数は10万800人だった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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