インテル、第3四半期決算を発表--売り上げは初の140億ドル超え

Brooke Crothers (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉2011年10月19日 13時07分

 Intelの2011年第3四半期決算(10月1日締め)で、売り上げは前年同期比で28%増加し、利益も前年に比べて増加した。

 世界最大のチップメーカーであるIntelは、売り上げがGAAP(一般会計原則)ベースで142億ドル、1株あたりの利益は同じくGAAPベースで65セントだったと報告した。非GAAPベースの調整後利益は1株あたり69セントだった。前年同期の売り上げは111億ドル、1株あたりの利益は52セントだった。

 大方のアナリストらの予想では、Intelが139億ドルの売り上げと1株あたり61セントの利益を報告するとみられていた。

 Intelは今回初めて売り上げが140億ドルを上回ったが、この増加は「主にノートPCの出荷台数の2桁成長によって牽引された」と、同社の社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるPaul Otellini氏は声明の中で述べた。「当社はまた、モバイルおよびクラウドコンピューティングの進行中の成長に後押しされて、データセンター部門でも好調を維持できた」(Otellini氏)

 GAAPベースの純利益は35億ドルで、前年同期から5億1300万ドル、17%増加した。

 Intelの2011年第3四半期決算の概要は次の通りだ。

  • 売上総利益率は63.4%で、同社が当期の中間時点で予測した値を0.6%下回った。
  • PC Client Groupの売り上げは前年同期比22%増の94億ドルだった。
  • Data Center Groupの売り上げは前年同期比15%増の25億ドルだった。
  • 他のアーキテクチャグループの売り上げは前年同期比で68%増加した。
  • 同社製「Atom」プロセッサとチップセットの売り上げは前年同期比32%減の2億6900万ドルだった。

 2011年第4四半期の見通しは、GAAPベースと非GAAPベースの両方で売り上げが147億ドル(プラスマイナス5億ドル)、売上総利益率が65%(プラスマイナス数ポイント)となっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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