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公正労働協会、Foxconn監査で違反を指摘--Foxconnは是正を約束

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年03月30日 09時15分
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 公正労働協会(FLA)が中国大手メーカーFoxconnに対して実施した監査における最初の結果から、賃金と時間外労働時間において違反があることが明らかになった。Foxconnはこれを是正すると約束した。

 米国時間3月29日午後にFLAのウェブサイトに掲載された今回の監査では、中国にある3つの工場すべてにおいて、同労働協会の規定基準と中国の法律の両方に対し、従業員の就労時間に関する違反があったことが明らかになった。FLAによると、1人あたりの労働時間は1週間につき60時間を「超えていた」という。これを受けてFoxconnは、労働者の就労時間を2013年7月1日までに1週間あたり49時間に短縮する予定だと述べた。

 時間外労働時間とともにFLAは、Foxconnの3つの施設で就労する労働者の60%以上が、「自分の基本的な要求を満たす」ために十分な賃金が支払われていないと感じていることも指摘した。FLAは、これらの工場がある深センと成都の生活費を調べるために、さらなる調査を実施すると述べた。

 FLAのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)を務めるAuret van Heerden氏は声明で、「AppleとそのサプライヤーであるFoxconnは、われわれの指示に合意しており、われわれは今後の進展を確認し、それを公に報告する予定である」と述べた。

 今回の結果は、Appleのサプライヤーおよび製造パートナーを対象とした、かなり大規模な監査における最初の結果である。

 FLAは2012年2月、Foxconnに対する調査を開始した。Appleのサプライチェーンにある他の企業も監査対象として候補に挙っており、それらの企業にはQuantaやPegatronが含まれている。FLAは、これらの調査の一環として、「数千人規模の従業員」を対象とした労働および生活条件に関するヒアリングと、工場における健康および安全面での違反の可能性の調査を実施するつもりだと述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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