Best Buyは、発表されてもいないApple製テレビについて顧客の意見を聞く調査を許可したことを認めつつも、この調査は大騒ぎするほどのことではないと主張した。
Best Buyは米国時間2月6日夜、Wired.comに寄せた声明で次のように述べた。「今回の顧客調査はサービスの効果を測る定期的な調査で、当社の調査パートナーの1社が実施したものだ。ブランドへの言及はすべて仮定に基づいている。なお、調査はすでに終了した」
Apple製テレビについては、同社共同創業者である故Steve Jobs氏が生前、同氏の伝記をまとめたWalter Isaacson氏に対し、革新的なテレビという問題を解くのに「どうすればいいか、ようやくつかんだ」と述べたことから、過去数カ月にわたって噂が飛び交っている。Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は、このテレビが2012年中に発売される可能性があり、「iCloud」の統合や各種アプリケーションを特徴とする製品かもしれないと述べている。
こうした噂の多くは、控えめに言っても漠然としていて根拠に乏しいと思われていたが、今週に入ってBest Buyの調査が表面化して話題となった。調査対象者に示された「まったく新しい42インチのApple製HDTV」の説明によると、このテレビは「iOS」を搭載し、アプリケーションとiCloudをサポートするほか、「iSight」カメラを内蔵するという。1080pのLEDディスプレイを備えるこのテレビの小売価格は1499ドルとなっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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