IBMが2011年第4四半期決算を発表した。利益は堅調だったが、売り上げは295億ドルで予想を下回った。同社の2012年と2015年の業績見通しはこれまで通りとなっている。
IBMの発表によると、第4四半期の利益は55億ドルで1株あたり4ドル62セント、諸費用などを除外した非GAAPベースの利益は1株あたり4ドル71セントだったという。
アナリストらは、第4四半期の利益を1株あたり4ドル62セント、売り上げを297億ドルと予想していた。
第4四半期の売り上げは4%増だったが、IBMの最高経営責任者(CEO)であるGinni Rometty氏は、2015年通年の営業利益1株あたり20ドルに向けて順調に進んでいると述べた。アナリストらは、Rometty氏がIBMの2015年の見通しを維持するか注目していた。
IBMの見通しでは、2012年通年の利益を非GAAPベースで1株あたり14ドル85セント、GAAPペースで1株あたり14ドル16セントとしている。アナリストは1株あたり14ドル82セントの利益を予想していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」