IBM、原子レベルのデータストレージを作製--原子12個を利用

Daniel Terdiman (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年01月13日 12時05分

 カリフォルニア州サンノゼ発--IBMのナノテクノロジ研究者は、将来の大規模データストレージの大きさを根本的に変えるかもしれない発見として、1ビット分の情報をわずか12個の磁性原子に記録する方法を発見したことを発表した。

 IBMによれば、現在のストレージデバイスは1ビット分の情報を保持するために約100万個の原子を必要としており、今回の発見はそれに対する抜本的な進歩だという。

 IBMはこの発見を、米国時間1月12日付けのScienceで発表した。

緑色の各突起が1個の磁性原子を示している。これら12個の原子により1ビットの情報が保持される。
緑色の各突起が1個の磁性原子を示している。これら12個の原子により1ビットの情報が保持される。
提供:IBM Research

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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