ラスベガス発--Intelは米国時間1月10日、2012 International CESで同社の新しい「Atom」プロセッサ「Medfield」を搭載したLenovo(レノボ)のタブレットを披露した。また、同社は次世代Atomをベースとする「Windows 8」タブレットも登場を控えていると述べた。
レノボの「IdeaTab K2110」タブレットはIntelの最新のAtomプロセッサであるMedfieldをベースとしている。Medfieldは10日に発表されたレノボの「K800」スマートフォンにも搭載されている。
「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)を搭載するこのタブレットは、第2四半期中に発売される予定だ。
Intelとレノボは、Windows 8を採用し、「Clover Trail」と呼ばれるIntelの次世代Atomチップを搭載した、より未来的なタブレットのデモも行っている。
2012年後半に登場予定のClover Trailは、2つのプロセッサコア(Medfieldは1つのみ)とより高性能のグラフィックスエンジンが統合されている点でMedfieldと異なる。
Clover Trailは、2012年のWindows 8タブレットのプラットフォームとしてIntelが好んで採用するだろう。その一方で、タブレットとノートPCのハイブリッド型デザインには、Clover TrailとIntelの高性能な「Ivy Bridge」プロセッサの両方が使用される見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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