ラスベガス発--IntelとMotorolaは米国時間1月10日、Motorolaが「Android」製品でIntelのプロセッサを使用するという、複数のデバイスを対象とした複数年のパートナー関係を結んだことを発表した。両社は2012年中にデバイスを発表する計画だが、それがタブレットかスマートフォンかは明らかにしなかった。
Intelのチップは、x86と呼ばれるアーキテクチャで動作し、より多くの電力を使用するため、比較的大きなPCやノートPCにより適している。ほとんどすべてのモバイル機器が使用しているARMベースのチップは、より効率的で、それほど電力を消費せずに長時間のスリープが可能なため、より小さい機器に適している。
このような重要な相違から、モバイル用にIntelを採用する企業は少なかった。QualcommやTegraなど、ARMチップを使用する企業は、モバイル機器で大きな成功を収めている。
しかし、Motorolaは、Intelの製品ロードマップに対して楽観的なようだ。
Motorolaの最高経営責任者(CEO)であるSanjay Jha氏は、記者との談話の中で、「わたしの知る限り、彼らは正しい方向に向かっている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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